MY JOURNAL




今日の実家の庭。


今日のBLOGは あんまり明るいものではないので
読みたくない方 スルーしてください。
自分の中で書き留めておきたい気持ちです。



父の介護をしながら暮らしていた母が入院した。


大腿骨骨折。


2人で暮らしてたから 父はたまにデイケアや


ショートステイをお願いしていたホームでお世話になることに。


父に会いに行く。


朝昼夕と仕分けした薬はヘルバーさんに渡すもの。

毎日 母がしていた薬の仕分け。


覚えられないくらいの種類と詳細を病室の母から聞いて


メモしたものを見ながら日にちと朝昼夕の印をつけて


小さなビニール袋にいれていく。


母はよくこれを暗記してたものだと分けながら思う。


ホームに着いて 父の居場所を聞くと2階だという。


テレビのある談話室に 車椅子の後ろ姿。


ぽつんと父がいた。


母の 事を伝えると、ノートとペンが欲しいと言う。


手渡すと 震える手は文字を書けない。


頭には浮かんでいるであろうコトバが書けない。


『何が書きたいの?』と聞くと


明日の母の手術の時間


入院のスケジュールだという。


代わりに私が書いて渡す。


これから、母の病院に行くから何か伝える事はあるかと聞くと


『がんばれって……..』と母に伝えたいコトバをつぶやく。


この頃は喋る言葉も小さく 言葉が上手く出てこない事がある。


その後、本当はお見舞いに行きたいのだと言う。


胸がしめつけられた。


顔を見せて元気づけたいのだ。


お見舞いに行っても挨拶するだけだけどね。


こなくて大丈夫だったって言われかもしれなけど、と小さく笑う。


その場では 『他に愛してるとか言っておく?』と


おちゃらけたりしてみたけど


ホームから母の病院に向う道すがら


ちょっと泣いた。



切なくて 暖かくて…...


なんだか 家族みんなで


一緒に暮らしていた頃の記憶が蘇ってくる。


明日は母の手術だ。


どうか上手くいきますように。




2015.11.3