TOKUSHIMA3





徳島 日記 忘れないうちにね。


大きな樽!タル!たる!



ここは何処かといいますと


和三盆をつくり続けて200年の


岡田製糖所さんです。


虎屋さんなどにも和三盆を卸しているそうです。












今回 和三盆をつくる行程を見せて頂きました。






竹糖と呼ばれる呼ばれる細い砂糖黍


この砂糖黍でしか 良い味がでないそう。


しかもその年によって 育ちや出来が違うので いつもと違う味になってしまう場合


和三盆は全部破棄してしまうそうです。


それくらいこだわりを持ってつくっていらっしゃる姿勢にも感激です。


さすが老舗和菓子屋さんが選ぶだけありますね。




和三盆とは 徳島と香川の一部で栽培されている砂糖黍を原料に


 現在も機械をあまり使うことなくつくられている


数少ない国産のお砂糖です。


そして阿波和三盆とは 阿波の国 =徳島県で生産したものの事なのです。



まずはこちらの建物の中へ














濃厚な あまい香り!







手作業で素焼きの甕に入れます。






以前代々 使ってきた甕が古くなったので 違うものに 変えたところ


味が何か変わってしまった事が あったらしく


以前のものが素焼きだったので もしかしたら?と


新しい素焼きの甕にもどしたところ 同じ味にもどったそうです。


『理由はわからんけど 素焼きじゃないとこの味がでないんです。』と


仰っていました。





そして建物が変わって 『研ぎ』という作業


この中は空調がついていなく石の床


冷蔵庫のような寒さです。


手でお餅をこねているように見えますが


この研ぎという作業でい汁(黒蜜みたいなもの)をしぼったものを


太く大きな木に石の重りをつけて また絞っていきます。


この作業がお砂糖を白くしていきます。




ものすごく体力がいるお仕事だと見ていて思いました。








この作業を3回繰り返すことから


和三盆という名前がついたとも言われているそうです。







職人さん


本当にカッコイイ!


お父様もこちらに勤めてられたそうです。





説明をしていただいた後は お茶と和三盆糖まで


出していただきました。













そしてご近所でとれた大きな苺もふるまっていただきました。


こちらでは苺に和三盆をふりかけていただくそうです。


それがとっても美味しくて。


この食べ方  またやってみよう!と思っています。


連れていっていただいた岡本さんのおばあちゃんのご実家にあたる


岡田製糖所さん。


こんなに大切に真面目につくられている阿波和三盆


さらに大好きになってしまいました!