ARICO♡2013/8/16






YEAH!



祖母アリコのお見舞いに。

帽子を被せて遊ぶ私と弟。



前々回までのお見舞いまでは、いつもの「人として、こう生きろ」的な

お説教が口から出てたのに

前回と今日は口数が少ない。。。

でもカメラを向けるとポーズしてくれるアリコ








この日はたまたま、私が赤ちゃんの頃、祖父母と一緒の我が家に

訳あって住んでいた女性も「奥様に会いたくて会いたくて」

と言ってわざわざ遠方からお見舞いにいらしてくださっていたので、

久しぶりの再会。

そして祖父母の話、今迄聞いたことの無いエピソードも教えてもらいました。

おしゃれな祖母に憧れていた事。

伊勢丹や三越に連れていってもらって美味しいものや美しいものを教えてもらった話。

祖父が色紙に言葉を書いて、事ある毎に贈っていたこと。

私も色紙、書いてもらいたかったな。

おじいちゃんの言葉。

そしてこんな嬉しい話も聞けた。

祖父のようにどんな人にも分け隔てなく、心の底から

愛してくれる人には、今まで出会った事が無かった。

一生で一人だけと。。。

祖父は私が小学校低学年の頃に亡くなったので

私の中では優しくて大好きなおじいちゃん。。

テレビに極たまに出てたという記憶。

あれって何の番組だったんだろう。教育系だったのかな?

大学教授と牧師という二つの顔を持つ祖父の事を

他の人から聞く話はどれも、愛情深い祖父の話ばかり。

そしてそんな祖父の事をしっかり祖母が支えていたのだと思う。

ドイツ帰りの祖父の為にいつもライ麦パンを用意してたこと。

祖父が入院していた数年間、往復2時間弱の病院まで

毎日かかさずお見舞いに行っていたこと。

亡くなってから数年後、皆で思い出話をしていた時、

誰かがちょっと祖父の事をからかう様な話をした時に

見た事もないくらい本気で怒っていたこと。

ものすごい愛情で支えてくれていたんだなって

感謝したのを覚えています。



この日、祖父の写真を持っていってみせた時

そして私達が帰る時

アリコの目から涙が溢れ出ていた。

こんな事は今まで無かったのに。






出来るかぎり時間をつくってお見舞いに行かないと!と

心に誓ったのでした。










Instagram